[9a-Z11-1~13] 12.4 有機EL・トランジスタ

[9a-Z11-2] 新規有機半導体PE-BTBT-C_nにおける層状構造制御とTFT特性

〇(M1)二階堂 圭¹、北原 暁¹、井上 悟¹、東野 寿樹²、松岡 悟志¹、荒井 俊人¹、長谷川 達生¹ (1.東大院工、2.産総研)

キーワード：有機半導体, 液晶, トランジスタ

新規液晶性有機半導体であるPE-BTBT-C_nはアルキル鎖長に依存して特徴的な層状ヘリンボーン構造を示し、それらの構造と高温での液晶相（smectic E, SmE相）発現の有無との関連が示唆される。本研究ではアルキル鎖長が異なる分子の混合塗布製膜により異なる層構造の発現を制御し、熱・光物性に加え、単結晶薄膜のトランジスタ特性評価から、上記の層構造とSmE相の競合と相関について議論する。