[9p-Z17-1~22] 3.1 光学基礎・光学新領域

[9p-Z17-10] 集光した円偏光照射によるナノ粒子群回転運動の複素屈折率依存性

〇垰 幸宏¹、横山 知大¹、石原 一^1,2 (1.阪大院基礎工、2.大阪府大院工)

キーワード：光マニピュレーション, 光角運動量, ナノ粒子

金属ナノ粒子群に円偏光の集光レーザーを照射すると、多重散乱によって集光領域外の粒子も六方格子状に配列化し、偏光方向に公転することが報告されている。前回、ナノ粒子群からの散乱光の角運動量成分を解析し、円偏光のスピン角運動量が多重散乱過程により軌道角運動量を生成した結果、周辺粒子が公転することを報告した。本発表では、粒子の回転力に対してナノ粒子の光学パラメーターが如何に回転力に寄与するかを報告する。