2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.5 レーザー装置・材料

[12a-B508-1~11] 3.5 レーザー装置・材料

2020年3月12日(木) 09:00 〜 12:00 B508 (2-508)

梅村 信弘(千歳科技大)、安原 亮(核融合研)

11:45 〜 12:00

[12a-B508-11] 利得スイッチングLDの光注入同期動作による第2高調波変換効率の向上

チューン ホアンアン1、鄢 何傑2、佐藤 和夫1、山田 博仁1,2、横山 弘之1,2 (1.東北大未来研、2.東北大)

キーワード:半導体レーザーパルス、第2高調波変換効率

誘導放出脱励起(STED)効果を利用した超解像バイオイメージングに応用できる、可視光パルスを得る方法として, 近赤外利得スイッチング半導体レーザー(GS-LD)の光パルスを増幅して, 第2高調波発生(SHG)変換する方法がある. しかしこの方法では, 励起初期の鋭い緩和発振パルスの影響により, 光パルスの時間波形制御が難しいという問題がある. 今回新たに, ファブリペロー型半導体レーザー(FP-LD)のGS動作において, CW光の注入により狭線幅で矩形状の光パルスが得られ, この特徴が高効率SHG変換を可能にすることを実証したので報告する.