[12a-PA2-1~77] 17 ナノカーボン

[12a-PA2-11] 単層カーボンナノチューブを用いた高集束ボロメータシステム

〇桑原 有紀¹、Andalis Maranatha²、Madarang May Angelu²、Tolentino Gail²、Paragas Ralph Adrian²、Triol Anfernee Harry²、Ilasin Mark²、斎藤 毅¹、Agulo Ian Jasper² (1.産総研、2.フィリピン大バギオ校)

キーワード：カーボンナノチューブ、ボロメータ、印刷

CNTボロメータは、室温動作可能であり、食品、医療、防犯などの分野において応用が期待されている。これまでCNTボロメータの性能向上のため、CNT膜の薄膜化、CNT自立膜による架橋構造化、半導体CNTの高純度化などの報告があるが、いずれもラボレベルの検討であり、実用化には量産的な製造法の確立が必須の課題である。そこで本研究では、実用的な製造プロセスとしてディスペンサを利用してCNTボロメータを作製した。