2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[12p-A408-1~7] 12.7 医用工学・バイオチップ

2020年3月12日(木) 13:15 〜 15:30 A408 (6-408)

宇野 重康(立命館大)、當麻 真奈(東工大)

14:30 〜 14:45

[12p-A408-4] 人工トンネリングナノチューブを介した高効率な細胞内物質導入システムの開発

〇(M1)小山 和洋1、鄭 迪諾1、張 博文1、佐原 航平1、三宅 丈雄1 (1.早大IPS)

キーワード:人工ナノチューブ、細胞、バイオエレクトロニクス

当研究室では、金属製人工TNTを作製し、人工TNTを細胞に挿入することで効率良く物質を細胞内に導入する技術の開発に取り組んでいる.申請者は,これまでに本手法を用いることで様々なサイズの金属製ナノ管を作製し,本ナノ管を介して細胞内に物質輸送させる技術開発に取り組んできた.本稿では,本ナノ菅を適用したシステムを用いることで,カルセイン低分子やタンパク質導入効率が90%以上に改善されたことを報告する.