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[12p-B415-14] シリカ微小光共振器における広帯域ラマンコム発生に関する研究
キーワード:微小共振器、誘導ラマン散乱、コヒーレンス
高Q値微小共振器では低入力パワーで非線形光学効果を観測することができ,様々な研究がなされてきたが,誘導ラマン散乱により発生するラマンコムについては未だよく解明されていない.本研究で用いるシリカはラマン利得に2つのピークを持つが,入力光のdetuningや共振器の結合強度を変化させるとコムが発生のピーク位置が変化することが観測できた.また,この際に観測されたラマンコム形状は滑らかでビート信号は100 kHz程であった.