2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

9 応用物性 » 9.4 熱電変換

[12p-PA4-1~20] 9.4 熱電変換

2020年3月12日(木) 16:00 〜 18:00 PA4 (第3体育館)

16:00 〜 18:00

[12p-PA4-14] 電気化学ゼーベック係数における有機分子の添加効果

〇(M1)井上 大1、福住 勇矢1、守友 浩2,3 (1.筑波大数物科、2.筑波大数物系、3.筑波大 TREMS)

キーワード:エネルギーハーベスト

電気化学ゼーベック係数(α = dE/dTTEは電極温度、酸化還元ポテンシャル)を利用した熱セルはエネルギーハーベスト・デバイスの一つである。αは熱効率ηを支配する重要なパラメターである。 本研究では、[Fe(CN)6]4-/[Fe(CN)6]3-水溶液に有機分子をモル分率9%で添加し、αに及ぼす効果(Δα)を系統的に調べた。11種類の有機溶媒でΔαがモル体積によくスケールすることが確認された。