[13a-A405-1~11] 12.2 評価・基礎物性

[13a-A405-2] 有機半導体の電子移動とGaussian Disorder ModelにおけるC-factorとの関係

〇大野 玲¹、新田 武父¹、高屋敷 由紀子¹、半那 純一¹、飯野 裕明¹ (1.東工大未来研)

キーワード：有機半導体、マーカス式、Gaussian Disorder Model

液晶性有機半導体である、Ph-BTBT-4S3などの液晶ＳｍＥ相での移動度の電界・温度依存性の挙動を、Marcus式を電子移動とするGaussian Disorder Model(GDM)を用いて解析することで、これまで実験的には示されたことないGDMから熱活性化型に移行する温度Ｔ_cを実験で得ることができ、GDMにおけるC-factorとの関係を示して、電荷輸送特性を明らかにした。