2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[13a-A410-1~7] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2020年3月13日(金) 09:30 〜 11:30 A410 (6-410)

野々口 斐之(奈良先端大)、石田 謙司(神戸大)

10:45 〜 11:00

[13a-A410-5] 高機能性セルロースナノ結晶フィラーを導入した新規高分子電解質膜の作製

嶋田 隆一朗1、野原 智裕2、田端 恵介2、小関 和喜2、佐藤 亮太2、鈴木 亨奈1、有田 稔彦3、増原 陽人2,4 (1.山形大工、2.山形大院理工、3.東北大多元研、4.有機材料シスセ)

キーワード:固体高分子形燃料電池、セルロールナノ結晶、フィラー充填法

燃料電池の電解質膜として主に用いられるNafion®膜は、高プロトン伝導性能を示すが、高酸性度、高コストといった課題が残る。そこで、これら課題を解決するため、RAFT PwPを用いてセルロースナノ結晶表面に、弱酸で高プロトン伝導が見込めるポリビニルホスホン酸を被覆させた、高機能性フィラーを合成した後、化学的・物理的安定性の高い低密度ポリエチレンに充填することで、新規高分子電解質膜の作製を試みた。