2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」 » 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

[13a-PB3-1~9] 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

2020年3月13日(金) 09:30 〜 11:30 PB3 (第1体育館)

09:30 〜 11:30

[13a-PB3-9] 増感型熱利用電池における酸化イオン・還元イオンの果たす役割

〇(B)池田 拓未1、磯部 敏宏1、中島 章1、松下 祥子1 (1.東工大物質)

キーワード:エナジーハーベスト、グリーンエネルギー、増感型太陽電池

我々は、色素増感型太陽電池に着想を得た増感型熱利用電池の検討を行っている。この系では、電解質内に存在する還元イオンが半導体の熱励起正孔により酸化され、また酸化イオンが対極にわたった熱励起電子により還元されることで発電する。今回、本発電に対し、酸化反応・還元反応の発電への寄与を検討するため、電解質内に酸化イオンのみ、還元イオンのみを存在させた場合に発電が生じるか否かについて検討したので報告する。