[13p-A404-1~13] 12.1 作製・構造制御

[13p-A404-13] インクジェット法によるバクテリオロドプシン人工視覚機能デバイスの構築 (4)

正村 和也^1,2、〇長谷川 裕之^1,2、笠井 克幸²、山田 俊樹²、田中 秀吉²、岡田 佳子³、大友 明² (1.島根大教育、2.情報通信研究機構、3.電通大院情報理工)

キーワード：バクテリオロドプシン、人工視覚機能デバイス、インクジェット法

本研究では，バクテリオロドプシンを用いたバイオミメティック人工視覚機能デバイスの開発を目指している。これまでに，マテリアルプリンタを用いたバクテリオロドプシンのインクジェットパターニングに成功し，デバイス作製を試みを報告した。この技術を用いて，視覚情報処理デバイスの構築を進めている。今回は視覚機能の中でもGaborフィルタに着目し，その作製と積層膜の利用による電流応答の最適化を行った。積層膜Gaborフィルタについては良好な電流応答が得られ，空間周波数特性は概ね設計通りの結果が得られた。