2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[13p-B415-1~14] 3.3 情報フォトニクス・画像工学

2020年3月13日(金) 13:15 〜 17:00 B415 (2-415)

中村 友哉(東工大)、信川 輝吉(NHK技研)

13:15 〜 13:30

[13p-B415-1] [講演奨励賞受賞記念講演] グレーティングの重複を除いた表面型ホログラフィックメモリーにおける記録再生特性の評価

平山 颯紀1、藤村 隆史2、田中 嘉人1、志村 努1 (1.東大生研、2.宇都宮大工)

キーワード:ホログラフィー、ホログラフィックメモリー、光メモリー

表面型ホログラフィックメモリーは従来のホログラフィックメモリーとは異なる特徴をもつ新しい光メモリーとして期待できるものの,ラマン=ナス回折に起因する高次回折光やグレーティングの縮退が再生信号のSN比や多重記録性能の劣化をもたらす.そこで,われわれはグレーティングの重複を除いた表面型ホログラムを設計することでこれらのノイズが低減できることを提案し,数値シミュレーションと実験データによって示した.