2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[13p-B508-1~21] 3.9 テラヘルツ全般

2020年3月13日(金) 13:15 〜 19:00 B508 (2-508)

坪内 雅明(量研機構)、永井 正也(阪大)、南 康夫(徳島大)

16:45 〜 17:00

[13p-B508-14] アレルギー検査に向けたテラヘルツ波ケミカル顕微鏡のヒスタミン測定

佐藤 孝祐1、飯田 将弘1、葭田 勇一1、堺 健司1、紀和 利彦1、塚田 啓二1 (1.岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科)

キーワード:テラヘルツ、アレルギー、ヒスタミン

近年,アレルギー患者が増加傾向にある.そこで,アレルギー反応を発症する前にその患者にアレルギーがあるかどうかを判断する検出装置が必要である.本研究ではテラヘルツ波ケミカル顕微鏡(TCM)を用いてヒスタミンの測定を行った.TCMは測定時間は10分程度で検体の量も従来法の約1/100であるのではるかに少ない量で測定ができる.測定の結果,テラヘルツ波強度とヒスタミン濃度には比例の関係があることを示すことができた.