2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[14p-A304-1~9] 【一般公開】応用物理技術の社会実装の加速を目指して~集積回路技術を例題に~

2020年3月14日(土) 13:30 〜 17:30 A304 (6-304)

若林 整(東工大)、上川 由紀子(産総研)

14:25 〜 14:50

[14p-A304-4] 集積回路関連技術の進化がもたらすビジネスの変化

清水 健1 (1.アクセンチュア(株))

キーワード:半導体、ポートフォリオ

半導体技術の飛躍的な進展によるソフトウェアのROI(=パフォーマンス/コスト)の劇的な改善により、人や資本が大企業に比べて限定的なスタートアップにも大きく開かれた結果、「昨日と同じ明日」をビジネスの世界に適用することは日に日に困難になりつつある。
スタートアップはPLや株主に既存企業ほど縛られていないため、同じことを既存企業がするのは得策ではない。従い、スタートアップが得意としないが既存企業が得意とするハードウェアの領域で彼らとの共創の道を描く必要がある。
本果実を刈り取るためには、従来の「御用聞き」を抜け、人と資金を有する大企業ならではの適切なリスクテイクとポートフォリオの設定も重要である。