[14p-A404-10~19] 17.3 層状物質

[14p-A404-18] 電子ドナー分子の接合によるMoS₂のトポロジカル相への構造相転移

〇松山 圭吾¹、福井 暁人¹、山田 悠貴¹、青木 佑樹¹、木村 大輔¹、吉村 武¹、芦田 淳¹、藤村 紀文¹、桐谷 乃輔¹ (1.阪府大工)

キーワード：遷移金属ダイカルコゲナイド、二硫化モリブデン、構造相転移

二硫化モリブデンは層状無機時半導体として注目されており、近年はトポロジカル絶縁体の観点からも着目されている。結晶構造として最安定相の1H相、準安定相の1T′相などが知られている。特に、1T’相は2次元トポロジカル絶縁体として注目されているが、発現のプロトコルや安定化などで課題がある。本研究では、電子注入能を有する有機分benzyl viologenを接合することにより、1T′相への構造相転移を試みた。