[14p-PA2-1~86] 2 放射線

[14p-PA2-74] 赤外レーザーによるオーミック型CdTe放射線検出器におけるキャリア輸送特性の測定

〇岡 賢治¹、中川 央也²、坂井田 晃平¹、青木 徹^1,2、伊藤 哲^1,2 (1.静岡大院総合科学、2.静岡大電研)

キーワード：オーミック型放射線検出器、CdTe、レーザーパルス

CdTe放射線検出器はオーミック型とショットキー型の2種類に分けられる。ショットキー型のCdTe検出器はポーラリゼーションと呼ばれる長時間の連続使用によって性能が劣化する現象が確認されている。一方、オーミック型では本現象による長時間使用時の性能劣化がないとされているが、議論が必要である。本研究ではポーラリゼーションの解明のため、オーミック型CdTe検出器の内部にキャリアを生成させ、キャリア輸送特性の測定を行った。