[14p-PA2-1~86] 2 放射線

[14p-PA2-86] 1 m×1 m級を目指した超小型¹⁴C-AMSの開発

〇藤田 奈津子¹、松原 章浩¹、木村 健二¹、國分（齋藤） 陽子¹ (1.原子力機構)

キーワード：加速器質量分析、小型AMS

我々は「イオンチャネリング応用技術」を用いて上記の課題を解決する超小型かつ安価な¹⁴C 測定専用のAMS の開発を世界に先駆けて実現することを目標としている。小型化を阻む要因は,¹⁴C の測定を妨害する分子を解離するために使用されるガスストリッパーである。我々は,現在ガスストリッパーに代わるものとして, イオンと固体表面の相互作用を利用した, いわば表面ストリッパーを提案し, その実用性の予測や最適条件の検討を進めている。その中で, 表面ストリッパーの原理実証を目指した試験装置の開発を開始したので概要等を報告する。