2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[15a-A408-1~9] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2020年3月15日(日) 09:15 〜 11:45 A408 (6-408)

吉田 浩之(阪大)、浅川 直紀(群馬大)

10:45 〜 11:00

[15a-A408-6] 有機半導体性液晶試料の UV 固化と高移動度化に向けた基礎検討

尾上 澪苑1、小林 巧1、古江 広和1 (1.東理大基礎工)

キーワード:液晶、有機半導体

有機半導体は加工性や柔軟性に優れるなどの特徴があるが, その実用化を阻む課題はキャリア移動度の低さにある。キャリアは芳香環を介して移動するため, 高い分子秩序を有していると移動度が上昇する。そこで本研究では有機半導体性液晶材料に注目し, 液晶の自己配向性による分子配向の制御を利用して均一配向を有する高移動度固体試料の作製を目的とし, それらについてTOF法移動度測定を行い, 試料を評価する。