09:15 〜 09:30
[15a-D305-2] ピークトラッキング走査型熱振動顕微鏡を用いた生体試料の粘弾性計測
キーワード:表面下、非破壊、原子間力顕微鏡
近年、原子間力顕微鏡を用いた表面下構造可視化技術が注目を集めており、これまでの研究で表面下構造と表面の接触弾性には強い相関があることが判明している。本研究では、カンチレバーの熱振動信号からカンチレバーの共振周波数をリアルタイム計測することが可能なピークトラッキング走査型熱振動顕微鏡を用い、生体内で鉄の輸送機能を担うフェリチンおよびアポフェリチンの内部構造観察を行った。