[15a-PA4-1~29] 3.12 ナノ領域光科学･近接場光学

[15a-PA4-14] Bull’s eye型プラズモニックチップのピッチに依存したパターン内蛍光強度分布

〇永末 智也¹、大村 祐貴¹、田和 圭子¹ (1.関西学院大理工)

キーワード：Bull's eye、蛍光顕微鏡、周期構造

本研究では、同心円状構造を持つBull’s eye 型プラズモニックチップを2種類用い、落射照明による単一ナノ粒子のパターン内の蛍光強度分布をそれぞれ調べた。Λ=480 nmのチップではパターン内の位置の違いによる蛍光強度の差はほとんど見られなかったが、Λ=400 nmではパターン中心に近づくほど輝点の蛍光強度が高くなり、パターン外の輝点と比較して約3倍の蛍光強度が得られた。