2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

9 応用物性 » 9.1 誘電材料・誘電体

[10a-N403-1~12] 9.1 誘電材料・誘電体

2021年9月10日(金) 09:00 〜 12:30 N403 (口頭)

保科 拓也(東工大)、武田 博明(埼玉大)、上野 慎太郎(山梨大)

09:00 〜 09:15

[10a-N403-1] 溶液法IGZO-TFTのドレイン電流にオゾンガスが与える影響

〇(M1)笹島 宏青1、森本 貴明1、石井 啓介1 (1.防衛大)

キーワード:IGZO、オゾン、溶液法

溶液法を用い、スピンコート回転数を変えつつ作製されたIGZO-TFTを用いてオゾンセンサーの作製を試みた。TFTがオン状態の時とオフ状態の時のドレイン電流(ID)の比は、スピンコート回転数2000 rpmのとき最大だった。そのTFTにVG = +40 Vを印加することでオン状態を保ち、オゾン暴露しつつIDの時間変化を測定すると、暴露時間増加に伴いIDが減少することから、IGZO-TFTによるオゾン検出が可能であることが示された。