2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.2 スピン基盤技術・萌芽的デバイス技術

[10a-S302-1~11] 10.2 スピン基盤技術・萌芽的デバイス技術

2021年9月10日(金) 09:00 〜 12:00 S302 (口頭)

田辺 賢士(豊田工大)、関口 康爾(横浜国大)

11:30 〜 11:45

[10a-S302-10] スピン波伝搬におけるノイズ特性

〇(M1)古川 諒1、岩場 雅司1、関口 康爾1 (1.横浜国大院)

キーワード:スピントロニクス、スピン波、ノイズ

スピン波は超低消費電力の情報キャリアとして期待されている。一般的な電子デバイスは1/fノイズが支配的であるのに対して、スピン波が生み出すノイズについては不明であり、盛んに研究が行われている。本研究はノイズ測定の精度を上げることで今までは分からなかったスピン波伝搬時のノイズ検出に成功した。ノイズについて適切に評価・制御することでスピン波を用いたデバイスでのノイズ低減の指標を見つけることが可能である。