[10p-N107-1~12] 3.6 超高速・高強度レーザー

[10p-N107-8] 相対位相と偏光を制御した光パルス対による電子–フォノン結合系のコヒーレント制御理論

〇高木 一旗^1,2、萱沼 洋輔^1,3、中村 一隆^1,2 (1.東工大フロンティア材料研、2.東工大物質理工、3.大阪府立大)

キーワード：コヒーレントフォノン、コヒーレント制御

我々の研究グループでは、これまでにn-GaAs 単結晶に相対位相同期フェムト秒パルスを平行および直交偏光に照射する事で、電子–フォノン結合系のコヒーレント制御を行ってきた。その結果、偏光効果がコヒーレントフォノンの生成と制御に影響を与えることが示唆された。本研究では、我々が提案しているコヒーレント制御理論に偏光効果を取り扱えるように拡張を行い、実験的に観測される現象に対して予測を行った。