2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » カーボンニュートラルに向けて有機分子・バイオエレクトロニクスができること

[10p-N324-1~10] カーボンニュートラルに向けて有機分子・バイオエレクトロニクスができること

2021年9月10日(金) 13:00 〜 16:35 N324 (口頭)

島田 敏宏(北大)、宮寺 哲彦(産総研)、辻村 清也(筑波大)

14:20 〜 14:35

[10p-N324-5] アルカリ金属塩化物との焼成によるグラファイト状窒化炭素へのシアナミド基の導入

赤池 幸紀1、細貝 彩子1、永島 裕樹1、秋山 陽久1 (1.産総研)

キーワード:グラファイト状窒化炭素、アルカリ金属ハロゲン化物、固相反応

高分子光触媒であるグラファイト状窒化炭素の触媒性能を高めるため、様々な物質のドーピングの研究が進んでいる。本研究では、グラファイト状窒化炭素にアルカリ金属塩化物を添加し、焼成するとシアナミド基が導入されることを見出し、そのメカニズムを追った。固体DNP-NMRなどの測定から、ヘプタジン環とアルカリ金属塩化物の反応が伺える。