[10p-S402-1~18] 12.7 医用工学・バイオチップ

△ [10p-S402-14] マイクロニードルを用いたパッチ型表皮電位測定デバイス

〇瀧沢 凌平¹、阿部 結奈¹、山口 修平²、辰井 裕希²、阿部 博弥^1,3、西澤 松彦^1,2 (1.東北大院工、2.東北大院医工、3.東北大学際研)

キーワード：表皮電位、マイクロニードル、Ag/AgCl電極

皮膚表面の表皮層に発生する表皮電位は，バリア機能の状態により変化することが報告されており，皮膚の健康状態を示す指標として用いることができる．本研究では表皮電位を低侵襲に，長時間測定することを目標とした．そこでパリレンコーティングにより針の先端のみ開放したポーラスマイクロニードルと，薄くフレキシブルなAg/AgCl電極からなるパッチ型デバイスを開発し，8時間にわたるヒト皮膚の表皮電位測定に成功した．