2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.9 化合物太陽電池

[11a-N204-1~10] 13.9 化合物太陽電池

2021年9月11日(土) 09:30 〜 12:15 N204 (口頭)

渡辺 健太郎(東大)

11:45 〜 12:00

[11a-N204-9] 二端子及び四端子太陽電池-熱電素子ハイブリッドデバイスの最大出力

〇(D)佐久間 惇1、上出 健仁2、望月 敏光2、高遠 秀尚2、秋山 英文1,3 (1.東大物性研、2.産総研、3.OPERANDO-OIL)

キーワード:太陽電池、熱電効果、熱回収

太陽電池(PV)の効率向上のため、PVと熱電素子を組み合わせたPVTEが提案されている。PVTEでは、熱電効果で熱を回収する。我々が提案したHeat recovery solar cell (HERC)も、PVでの熱電利用であり、その理論は二端子直列PVTEに繋がる。
本研究では、同じPVと同じ熱電材料を用いて構造最適化すれば、四端子、二端子直列、二端子並列いずれも得られる最大出力が同一であることを理論的に明らかにした。HERC理論が二端子直列以外の見通しにも役立つと期待される。