2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

1 応用物理学一般 » 1.6 超音波

[11p-S401-1~18] 1.6 超音波

2021年9月11日(土) 13:00 〜 17:45 S401 (口頭)

近藤 淳(静大)、高柳 真司(同志社大)

14:30 〜 14:45

[11p-S401-7] 多種類のガス分析のための10cm可搬型ボールSAWガスクロマトグラフの開発

岩谷 隆光1、赤尾 慎吾1、山中 一司1、岡野 達広1、竹田 宣生1、塚原 祐輔1、大泉 透1、福士 秀幸1、菅原 真希1、辻 俊宏1、田中 智樹1、武田 昭信1、島 明日香2、松本 聡2、菅原 春菜2、星野 健2、坂下 哲也2 (1.ボールウェーブ、2.宇宙航空研究開発機構)

キーワード:弾性表面波、ボールSAWセンサ、ガスクロマトグラフ

宇宙探査における月・惑星・小天体の表面その場分析や有人宇宙滞在環境測定などで、多種類の揮発性ガスを分析できる可搬型ガスクロマトグラフ(GC)が求められている。本研究は、球状素子の多重周回する弾性表面波(SAW)を利用したボールSAWセンサとステンレス板のエッチングと拡散接合により小型化したメタルMEMSカラムを用いて、サンプラーや濃縮器、カラム温度制御など既存の卓上GCと同等の機能を有する10 cm角762gの可搬型のボールSAW GCを開発した。