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△ [12a-N321-9] InP系二重格子フォトニック結晶レーザーの高出力化
キーワード:フォトニック結晶、半導体レーザ、フォトニック結晶レーザ
1.3μm帯InP系フォトニック結晶レーザ(PCSEL)に、高い非対称構造を有する二重格子構造を導入することで、高出力化を達成した。CW駆動で光出力 = 80 mW、スロープ効率 = 0.18 W/Aが得られ、同じ層構造で試作した従来の二重格子構造の場合と比較して、スロープ効率が2倍向上した。高電流注入 = 800 mA(しきい値電流の~3倍)でも56 dBの高いSMSRを維持し、単一モード発振が得られた。出射ビームは単峰であり、その発散角は1度以下であった。