2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.5 有機太陽電池

[12a-N322-1~9] 12.5 有機太陽電池

2021年9月12日(日) 09:00 〜 11:30 N322 (口頭)

沈 青(電通大)、宮寺 哲彦(産総研)

09:30 〜 09:45

[12a-N322-3] 高速大量生産に適したメニスカス塗布法による大面積フィルム型ペロブスカイトモジュールの開発

志茂 俊輔1、森 茂彦1、大岡 春日1、天野 昌朗1、都鳥 顕司1 (1.東芝研究開発センター)

キーワード:太陽電池、ペロブスカイト、フィルム

どこでも設置できるフィルム型のペロブスカイト太陽電池モジュール(PPV)の早期に実現のために、高効率なPPVを高速で生産できる手法が望まれている。これまで我々はメニスカス塗布を用いた2段階法によるMAPbI3層の成膜により、有効面積703cm2のフィルム型PPVで14.1%の変換効率を報告したが、今回、貧溶媒を用いない高速1段階法のメニスカス塗布による成膜を行うことで、変換効率15.1%のフィルム型PPVを実現した。