[12p-N106-1~11] 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

[12p-N106-1] C_3v対称性をもつトポロジカルフォノニック結晶による
弾性波導波路の構造設計

〇(M1)竹下 弘朗¹、三澤 賢明¹、鶴田 健二¹ (1.岡山大自然科学研究科)

キーワード：フォノニック結晶

近年、トポロジカル絶縁体・超伝導体のアナロジーとして、バンドトポロジーの概念を音響分散に適用するトポロジカル音響が注目されている。我々は、その概念をフォノニック結晶に適用した。工学応用に有用であるGHz帯の弾性波の制御を行うことで高効率音響デバイスの開発を目指している。特に、複数の周波数帯での弾性波制御を行うことで、マルチプレクサ等の新機能デバイス応用への展開を目指している。これまで、Y字型の穴を六角格子上に開けたフォノニック構造を用いた高効率な弾性波輸送を提案した。本研究では、弾性波制御に対する周波数多重化を可能とするトポロジカルフォノニック構造の探索を行う。