2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[12p-N107-1~13] 3.1 光学基礎・光学新領域

2021年9月12日(日) 13:30 〜 17:00 N107 (口頭)

細川 千絵(大阪市立大)、山西 絢介(分子研)

16:45 〜 17:00

[12p-N107-13] 光誘起力顕微鏡による光圧分光マッピング

山西 絢介1、山根 秀勝2、余越 伸彦2、鳥本 司3、石原 一2、菅原 康弘1 (1.阪大院工、2.阪府大院工、3.名大院工)

キーワード:光誘起力顕微鏡、原子間力顕微鏡、光圧

光誘起力顕微鏡(PiFM)は探針と試料に光照射し、互いに生じる双極子間の相互作用力を検出することで試料の光学応答を観測する。本研究では超高真空中環境下において開発したヘテロダインFM法を用い、量子ドットの光学応答のナノスケールでのマッピングに取り組んだ。観測されたPiFM像は量子ドットの局所的な光学応答を表しており、理論計算の結果と一致した結果が得られた。また、光勾配力ベクトルを可視化することにも成功した。