2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

FS フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」 » FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

[12p-S101-1~15] FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

2021年9月12日(日) 13:00 〜 17:30 S101 (口頭)

丸亀 孝生(東芝)、赤井 恵(北大)

15:30 〜 15:45

[12p-S101-8] 導電性ポリマーワイヤーシナプスの抵抗変化特性評価

萩原 成基1、浅井 哲也1、赤井 恵1,2 (1.北大院情報、2.阪大院理)

キーワード:シナプス素子、導電性ポリマー

より実装効率の高い脳型回路アーキテクチャの実現に向け、我々はこれまで電極間を自遊配線でき、かつ導電性変化によって抵抗値を制御可能な導電性ポリマーワイヤーシナプスを開発してきた。今回我々は、フォーミング条件を最適化することで素子のスイッチング特性を向上させることに成功した。以上の成果は素子に高い信頼性をもたらしており、高い配線技術と組み合わせることで今後より脳構造に忠実なウエットウェアが期待できる。