2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

1 応用物理学一般 » 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

[12p-S401-1~19] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

2021年9月12日(日) 13:00 〜 18:15 S401 (口頭)

小栗 和也(東海大)、藤井 克司(理研)、松村 義人(東海大)

15:45 〜 16:00

[12p-S401-11] 超高圧水素処理ナノポーラスカーボンの細孔構造と水素放出量

前田 光1、李 恒1、津田 欣範2、小松 啓志1、齋藤 秀俊1 (1.長岡技科大、2.ヒューズ・テクノネット)

キーワード:ナノポーラスカーボン、細孔構造、水素放出量

廃籾殻を原料とするナノポーラスカーボン(NPC)は、温度77K圧力12 MPaの条件で4.0-6.7 wt%の水素吸蔵量を示す 。NPC のミクロ孔内では水素分子同士が強い相互作用により、高い水素吸蔵密度で吸蔵できるからである。ミクロ孔充填現象とよばれる。本研究では数百MPaでの超高圧領域を水素吸蔵のターゲットとした。水素雰囲気下で加圧する方法としてCIP装置を用いてNPCに超高圧水素処理を行い、水素放出量と細孔構造の解析を行った。