[12p-S401-1~19] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

△ [12p-S401-16] 二重共振を用いた非接触電力伝送方式

桜庭 弘^1,2、間形 哲也¹、〇菅井 朋葉² (1.トヨタ自動車東日本（株）、2.仙台高専)

キーワード：非接触電力伝送、ワイヤレス電力伝送、二重共振

自動車工場内でAGV (Automatic Guided Vehicle)の充電のために非接触電力伝送装置を使用してみるとすぐに多くの課題が浮かび上がる. AGVを走行ルートの変更と停止位置の制御だけで伝送可能距離(2〜4cm)以内に停止させられるケースは多くないからである.そこで,さらに伝送距離を伸ばしつつ必要な電力を送ることが可能で,非接触の利便性を損なわない方式を提案する.原理は二重共振である.市販の製品と比較して,大電力を長距離に送ることが可能である.