2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.14 光制御デバイス・光ファイバー

[13p-N103-1~12] 3.14 光制御デバイス・光ファイバー

2021年9月13日(月) 13:30 〜 16:45 N103 (口頭)

田中 洋介(農工大)、渡辺 啓(NTT)

15:30 〜 15:45

[13p-N103-8] SiO2/Ta2O5多層膜を用いたヘテロコア光ファイバの臨界角を考慮した特性評価

〇(M1)後藤 昌史1、油橋 孝二1、西山 道子2、窪寺 昌一2、渡辺 一弘2 (1.創価院理工、2.創価大理工)

キーワード:光ファイバ、屈折率

本稿では、多層膜を形成したヘテロコア光ファイバの透過スペクトルと、同様の構造の多層膜計算を比較し、多層膜への入射角を臨界角付近に設定した場合の評価を行った。実験結果は計算結果と同様に、外界の屈折率増加に伴い、透過スペクトルの吸収ピークが広がり、また伝搬波長域全体において光強度の低下が生じた。結果として、多層膜計算における入射角は、光ファイバ外界の屈折率を考慮することが有効であることが示された。