2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[13p-N206-1~6] 2.4 医用応用

2021年9月13日(月) 13:30 〜 15:00 N206 (口頭)

伊良皆 拓(京都大)

14:30 〜 14:45

[13p-N206-5] 陽子線治療におけるポリマーゲル線量計を用いた3次元線量分布評価

寺川 貴樹1、若山 雄太1、梶山 愛1、牛島 寛章1、服部 祥尭1、田中 香津生1、人見 啓太朗2、野上 光博2 (1.東北大サイクロ、2.東北大工)

キーワード:粒子線治療、ポリマーゲル線量計

粒子線治療では照射技術の高度化、高精度化により線量分布も複雑になっている。しかしながら、事前の線量確認は、1次元または2次元の測定値を組み合わせてサンプリング的に部分評価する手法で行われており、基本的には治療計画(シミュレーション)および照射技術の精度や信頼性に基づいて治療が行われている。本研究は、ポリマーゲル線量計を用いて陽子線多門照射で形成される線量分布を3次元で連続的に評価した。