[13p-N302-1~12] 12.1 作製・構造制御

△ [13p-N302-9] 蒸着重合法によるPEG鎖終端高分子薄膜の作製および防汚性評価

〇田畑 諒¹、松原 亮介¹、久保野 敦史¹ (1.静岡大院総科)

キーワード：蒸着重合、ポリエチレングリコール、ポリ尿素

ナノ多孔質材料を濾過膜として用いる場合、不具合につながるタンパク質の非特異的な吸着を抑制する薄膜の作製が必要である。ナノ多孔質材料表面の形状を損なわずに成膜するため、本研究では複雑形状に均一に成膜可能な蒸着重合法によりポリ尿素薄膜を成膜後、気相中でPEGを表面修飾することで防汚性を持つ薄膜を作製し、防汚性の評価として薄膜のタンパク質吸着量を評価した。