2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[13p-N406-1~15] 9.5 新機能材料・新物性

2021年9月13日(月) 13:00 〜 17:00 N406 (口頭)

矢野 力三(名大)、宇佐美 雄生(九工大)

14:45 〜 15:00

[13p-N406-8] 遷移金属ヘミポルフィラジン基鎖状ポリ窒化炭素の合成と磁性

伊藤 悠利1、神保 直永1、萩原 政幸2、木田 孝則2、本多 善太郎1 (1.埼玉大院理工、2.阪大先端強磁場)

キーワード:磁性、炭素材料、ヘミポルフィラジン

遷移金属が均一分散した窒化炭素シートはスピントロニクス材料への応用が期待されている。当研究室では平面有機分子に金属が配位した金属フタロシアニン(Pc)の伸展により金属が均一分散した2次元窒化炭素材料の開発を行っており、これまでにPcが伸展した2次元ポリ窒化炭素の合成に成功している。今回Pcと類似したヘミポルフィラジンをビルディングブロックとしたポリ窒化炭素形成を試み、目的物と思われる物質を得た。