2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[13p-S401-1~11] 1.5 計測技術・計測標準

2021年9月13日(月) 13:00 〜 15:45 S401 (口頭)

寺崎 正(産総研)

15:00 〜 15:15

[13p-S401-9] 逐次赤外分光装置の開発と光硬化樹脂反応評価への応用

〇(M2)後藤 拓文1、藤田 向日葵1、黒川 雄太1、石黒 孝1 (1.東理大)

キーワード:赤外分光法、光硬化樹脂、紫外線

赤外分光法は化学種官能基を高感度で検出可能である。通常の定量評価においては入射光(参照光)I0と試料透過光Iを異なる時刻において計測し、除して吸光度を算出する。しかし、光学系の時間的ドリフトがある場合には長時間にわたって定量評価することは困難である。そこで、本研究ではI0とIをリニアアレイ検出器により同時計測可能なシステムを開発し、これを光硬化性樹脂の光照射に伴う硬化過程の逐次定量評価に適応した。