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[22p-P05-6] 局在表面プラズモン励起を用いた光電気化学グルコースセンサの検討
キーワード:表面プラズモン
近年、簡便且つ常時測定出来るようなセンサが求められており、電源を必要とし ない自己給電型のバイオセンサの開発は重要な課題となっている。我々は導電性高分子薄膜 や金属微粒子を用いた局在表面プラズモンの制御や増強などに関する研究を行なってきてい る。本研究では、局在表面プラズモン励起による増感効果を利用した、グルコース検出のため の光電気化学センサの検討を行った[1]。金粒子を導電性高分子である PEDOT:PSS 薄膜上に堆 積し、光照射することでグルコースと金微粒子/PEDOT:PSS 薄膜間で起こる酸化還元反応によ り検出を行うバイオセンサの構築を行った。