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[16a-Z23-5] メカノケミカル効果を活用した近接蒸着法によるBaSi2成膜
キーワード:バリウムシリサイド、メカニカルアロイング、薄膜
近接蒸着法は高速で大面積に展開可能なBaSi2の成膜法であるが、その成膜温度は1000 °Cに限られており、熱歪みによるクラック発生という課題があった。本研究は、BaAl4–Ni原料のメカノケミカル処理によりBaSi2成膜温度の低減を目指した。その結果、成膜温度を700 °Cまで低下させ、クラックフリーBaSi2薄膜を作製することに成功した。