2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[16p-Z12-1~17] 8.8 プラズマエレクトロニクス分科会30周年記念特別セッション

2021年3月16日(火) 13:00 〜 19:45 Z12 (Z12)

明石 治朗(防衛大)、松井 信(静大)、桑畑 周司(東海大)、梅澤 義弘(東京エレクトロン宮城)

19:30 〜 19:45

[16p-Z12-17] プラズマ中の反応種生成がCO2のメタン化へ与える影響

都甲 将1、出口 雅志2、長谷川 大樹2、鎌滝 晋礼2、古閑 一憲2、白谷 正治2 (1.阪大接合研、2.九大シス情)

キーワード:プラズマ触媒反応、メタネーション、CO2リサイクリング

CO2のメタン化技術における最大の課題は,反応促進に200度以上の高温を必要とし,化学反応の促進に利用する触媒が過熱によって失活することである.プラズマ触媒反応は,プロセスの低温化を可能とすることで,本課題の解決の鍵となりうる.本研究では,プラズマ触媒反応におけるネックである選択率向上を目指し,メタン生成に関わる反応種の生成と衝突という観点から,選択率に影響する要因を考察した.