[17p-P10-1~17] 12.5 有機太陽電池

[17p-P10-10] テトラフルオロフェニルホウ酸塩添加ポリアリルアミンの 分子量依存性とペロブスカイト太陽電池応用

〇鵜飼 隆一¹、白井 肇²、石川 良² (1.埼玉大工、2.埼大院理工)

キーワード：ペロブスカイト太陽電池、正孔輸送層

ペロブスカイト太陽電池(PSC)の正孔輸送層(HTL)として用いられているPTAAへの添加材としてTPFBに注目した。本研究ではPTAAの分子量・TPFBの添加量の二観点において、薄膜の導電率の変化とPSCのHTLとして用いた際の影響を検討した。結果は、未添加に対して最適量のTPFB添加により、4桁の導電率向上が示された。また、PTAAの分子量によって導電率が最大となるTPFBの添加量が異なり、分子量の増加により最適なTPFB添加量も増加することが判明した。