2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

13 半導体 » 13.9 化合物太陽電池

[17p-P11-1~8] 13.9 化合物太陽電池

2021年3月17日(水) 17:00 〜 17:50 P11 (ポスター)

17:00 〜 17:50

[17p-P11-8] CIGS太陽電池におけるパッシベーション構造導入の効果検討

上川 由紀子1、ナルドン マルコ2、柴田 肇1、石塚 尚吾1 (1.産総研、2.BGSU)

キーワード:太陽電池、カルコパイライト、パッシベーション

半導体デバイスの特性向上には界面再結合の抑制が不可欠である。CIGS太陽電池では、2013年にウプサラ大学のグループが、酸化膜(Al2O3)の有効性を報告した。一方、酸化膜中の固定電荷にCIGS中の可動イオン(Na+. K+)が及ぼす影響などメカニズムは一部未解明である。本研究では、薄型CIGS太陽電池にAl2O3パッシベーション膜を導入し、その特性に及ぼす影響を議論するとともに界面特性を調べた。