2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

9 応用物性 » 9.2 ナノ粒子・ナノワイヤ・ナノシート

[17p-Z18-1~16] 9.2 ナノ粒子・ナノワイヤ・ナノシート

2021年3月17日(水) 13:00 〜 17:15 Z18 (Z18)

冨岡 克広(北大)、長島 一樹(東大)

13:30 〜 13:45

[17p-Z18-3] InPナノワイヤの光-電力変換特性のドーピング層厚依存性

〇(M1)桑原 圭1、石原 理暉1、香取 祐太1、下村 和彦1 (1.上智大理工)

キーワード:ナノワイヤ、InP、太陽電池

InPは直接遷移型半導体でありながら1.344eVのバンドギャップエネルギーを持つため、太陽光スペクトルを吸収するのに適している[1]。また、ナノワイヤはプレーナ型の太陽電池よりも表面積が大きくなる利点もあるため、次世代の太陽電池への応用が期待されている。そこで、我々はInPナノワイヤのシミュレーションモデルをCOMSOL Multiphysics 5.5にて作成し、その光吸収特性を研究している。本報告ではInPナノワイヤのドーピング層厚を変化させることにより、光―電力変換特性の変化及び、その考察について述べる。