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[17p-Z18-3] InPナノワイヤの光-電力変換特性のドーピング層厚依存性
キーワード:ナノワイヤ、InP、太陽電池
InPは直接遷移型半導体でありながら1.344eVのバンドギャップエネルギーを持つため、太陽光スペクトルを吸収するのに適している[1]。また、ナノワイヤはプレーナ型の太陽電池よりも表面積が大きくなる利点もあるため、次世代の太陽電池への応用が期待されている。そこで、我々はInPナノワイヤのシミュレーションモデルをCOMSOL Multiphysics 5.5にて作成し、その光吸収特性を研究している。本報告ではInPナノワイヤのドーピング層厚を変化させることにより、光―電力変換特性の変化及び、その考察について述べる。