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[17p-Z19-21] 磁気トンネル接合のフラッシュランプアニーリング
キーワード:磁気トンネル接合、フラッシュランプアニーリング、トンネル磁気抵抗効果
スパッタ製膜されたCoFeB/MgO系磁気トンネル接合(MTJ)は、高いトンネル磁気抵抗(TMR)比を得るために熱処理が不可欠である。一般的には、熱処理炉内で400℃以上かつ1時間を超える熱処理が行われる。本研究では、フラッシュ・ランプ・アニーリング(FLA)を用いることで、照射時間トータル1.65s、正味3.3msという短時間で100%に迫るTMR比を得た。