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△ [18a-Z04-8] ドライレーザーピーニング効果に及ぼすフェムト-ピコ秒領域でのパルス幅依存性
キーワード:超短パルスレーザー、ピーニング
ドライレーザーピーニングにおいて,エネルギーを0.95 mJに固定し,パルス幅依存性を評価した.パルス幅が短い条件では大気の絶縁破壊閾値以上のレーザー強度となり,非線形現象が顕著となりフルエンスが低下し,ピーニング効果が低下する.一方,パルス幅が長い条件では熱影響が増加し,ピーニング効果が低下する.以上より,大気の絶縁破壊閾値を超えるレーザー強度を用いたドライレーザーピーニングでは最適なパルス幅が存在する.