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[18p-P02-6] ラマン分光法によるがん細胞中のチミジル酸合成酵素の測定
キーワード:ラマン分光法、がん、主成分分析
非小細胞肺がんや悪性胸膜中皮種の薬物治療において、抗がん剤のペメトレキセドが使われているが、チミジル酸合成酵素(TYMS)の発現量が多いがんはペメトレキセドに対する薬剤耐性をもつ。今回の研究ではPC-9とH2452という細胞株において、TYMS発現量の多い細胞(Ctrl)と、siRNAによってTYMS発現量を減少させた細胞(TYMS#2とTYMS#3)を用意した。これらの細胞のラマンスペクトルを測定および解析を行うことでTYMS発現量の違いを調べた。