[18p-Z12-1~5] 2.5 医用応用

[18p-Z12-1] 次世代フォトンカウンティングCTによる多系統イメージングの性能評価

〇佐藤 大地¹、有元 誠¹、吉浦 宏大龍¹、水野 睦也¹、川嶋 広貴¹、小林 聡¹、片岡 淳²、木地 浩章²、豊田 貴也²、Dima Sonia²、池田 博一³、寺澤 慎祐⁴、塩田 諭⁴ (1.金沢大、2.早大理工、3.宇宙研、4.日立金属)

キーワード：X線CT、MPPC、フォトンカウンティングCT

従来型X線CTには物質同定の難しさや、大きな被ばく量への懸念など、いくつかの課題がある。これらの解決のため、我々はシンチレータとMPPC(Multi-Pixel Photon Counter)を用いた間接変換型フォトンカウンティングCT(PC-CT)を開発している。本講演では、独自開発したPC-CTの概要とその性能検証実験について報告する。実験の結果、十分高速な信号処理が可能なこと、エネルギー情報を高い線形性で得られることが分かった。また、臨床CTと比較した実験も紹介する。