2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.5 接合,回路作製プロセスおよびデジタル応用

[18p-Z27-1~14] 11.5 接合,回路作製プロセスおよびデジタル応用

2021年3月18日(木) 13:30 〜 17:15 Z27 (Z27)

寺井 弘高(情通機構)、山梨 裕希(横国大)

17:00 〜 17:15

[18p-Z27-14] 強い結合強度を持つ超伝導磁束量子ビット間可変結合器の設計と評価

〇(B)梅内 龍太1、山梨 裕希1、吉川 信行1 (1.横国大理工)

キーワード:超伝導回路、量子アニーリング

現在, 量子状態の自然な発展を利用して組み合わせ最適化問題を高速計算行う量子アニーリングが注目されている. 超伝導量子アニーリングの一つに量子ビット間を結合器で磁気結合し動作する方式がある. 結合器はエネルギーポテンシャルよりレイアウトに制限が生じ, 十分な結合強度が得られない問題がある. 本研究では, 結合器のインダクタンス部分を並列接続で設計を行い, 広い範囲で相互インダクタンスを可変する結合器を設計した.